※学習のポイントに掲載されている参考URLの閲覧日は2021/11/25です。
物語編 [1分52秒] 解説編 [2分49秒]
ボランティア活動で3人の学生が子供食堂のWebページを作成している。赤と緑で色分けしても色弱の人にとって区別がつきにくいことは認識しているが、全盲の人のためにクリックするボタンにも読み上げソフトを付けるべきことを知る。このほかにも、ディスレクシアの人には何が見にくいのだろうか。
Webサイトやプレゼンテーション資料あるいは配布資料を視覚障碍者にも見てもらう可能性がある場合には、次のようなことに何に配慮すべきであることを学ばせる。
・Webアクセシビリティ(ウェブアクセシビリティとは)
https://barrierfree.nict.go.jp/accessibility/whatsacs/
・東京都 カラーユニバーサルデザイン ガイドライン
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kiban/machizukuri/kanren/color.files/colorudguideline.pdf
・伝わるデザイン
・書体とフォント
https://tsutawarudesign.com/universal2.html
・フォントの太さ(ウェイト)による違い
http://fontnavi.jp/zakkuri/206-font_weight.aspx
・「文字がゆがむ…消える」 “読み書き障害”ディスレクシア 少年の学びは
https://note.com/news23/n/ndd69b5ccd3d4
・読字の障害を伴う限局性学習障害(ディスレクシア)
http://www.hit-u.ac.jp/shien/counseling/shougai/dyslexia.html
物語編 [1分40秒] 解説編 [6分4秒]
学生3人が雑談をしている。先生から出された課題が難しく、学生の1人が直接先生にメールで質問をしたところ先生から追加説明を受け取ったことを他の学生に話す。そのわかりやすい追加説明を見た学生は、クラスのSNSグループでその説明を共有しようと持ちかけるが...。授業に関し先生にした質問への返事だけであれば、クラスのSNSグループにアップして問題ないのか。もし問題だとすると、どのような点が問題なのか。
著作権法は、著作物の公正な利用と著作権者の権利の保護をはかることで文化の発展に寄与することを目的としている。様々なコンテンツがインターネット上で配信され流通する現在、著作物の公正な利用と著作権者の権利保護のバランスをはかることは簡単ではない。近年、このような状況を踏まえた著作権法の改正が毎年のようになされている。
本クリップでは、オンライン授業に関わる著作権法の改正を主に取り上げたが、これ以外にも様々な改正がなされている。著作物の利用者へのインターネット利用によるメリットの享受と権利侵害への対策の必要性等、情報化による著作権法改正の概要を確認させ、今後の改正についても意識を高めていけるように留意する。
・文化庁 最近の法改正について
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/index.html
・知的財産推進計画2021(概要):特に下記5ページ(デジタル時代に適合したコンテンツ戦略)参照
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizaikeikaku20210713_gaiyou.pdf
・SARTRAS 授業目的公衆送信補償金等管理協会 改正著作権法第35条運用指針(令和3年版)
https://sartras.or.jp/wp-content/uploads/unyoshishin_20201221.pdf
・補償金の分配
・ITmedia 結局、「漫画村」は死んでないのではないか
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/30/news065.html
※いずれも2021年11月25日閲覧
物語編 [3分47秒] 解説編 [4分53秒]
学生3人は、アルバイトを探そうと、アルバイト情報のサイトを見た。3人とも同じ条件で検索しているのに、検索結果に違いが現れた。その違いはなんだろう?と調べてみたが、AI(人工知能)が判断して、差別的な扱いをしているということしかわからなかった。その後、ある学生が自宅でAIチャットボットを使っていたところ、AIチャットボットが不穏な発言。AIは万能なはずなのに、なぜ、こんな発言をするのだろう?
・マイクロソフトの人工知能ボット「Tay」、差別発言を連発してダウン
https://www.gizmodo.jp/2016/03/post_664347.html
・個人情報保護委、“リクナビの内定辞退率”利用企業に行政指導 トヨタ、京セラなど35社
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/04/news155.html
・ELSIとは
物語編 [1分31秒] 解説編 [6分5秒]
授業の中で、先生からオンライングループディスカッションが課された。グループ分けされた学生4人でディスカッションを進めることになったが、何から始めればよいかわからない。先生の資料のおかげでディスカッションの準備は順調に進むけど...。
オンライン学習環境ならではの良い点もあるけど、学生同士でお互いに配慮すべき点もありますよね。
具体的な進め方を事例として、どのように行動すべきか理解することを学習目標とする。
・リクナビ 就活準備ガイド 就活準備 オンライングループディスカッションはどう行われる?参加時に気をつけること、練習方法は?
https://job.rikunabi.com/contents/howto/14062/
・マイナビ就活支援はじめてでも大丈夫!グループディスカッション対策のコツ
物語編 [2分15秒] 解説編 [4分26秒]
実家からの荷物が届く予定の学生。 ずっと在宅していたはずなのに不在通知のSMSが届く。一方、オンラインでの買い物を終えたばかりの別の学生には、そのショッピングサイトのアカウント停止を騙るメールが届いた。 本物のメッセージと思い込んでしまった学生が、それに対応しようとメッセージ中にあったリンクを辿ってしまい、詐欺行為に巻き込まれてしまう。
・「【SMS】「やまと運輸よりお荷物を発送しましたが、宛先不明になっております下記よりご確認ください。」詐欺に注意」(SBAPP)
https://sbapp.net/appnews/iphone/security/yamato-4-129862
・【体験談】宅配業者のニセ不在通知に注意!Apple IDが乗っ取られた怖い話(CHANTO WEB)
https://chanto.jp.net/work/news/242209/
・名古屋大学への不正アクセスによる個人情報流出について(名古屋大学)
https://www.nagoya-u.ac.jp/info/20210330_it.html
・Apple IDを乗っ取られた体験談が恐ろしい フィッシング詐欺にだまされて30分足らずで約30万円の請求(ねとらぼ)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2105/19/news153.html
・サイバー防犯通信~本当に多発しています!(兵庫県警察本部サイバー犯罪対策課)
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/cyber/secur/data/R3_02.pdf
・佐川急便を装った迷惑メールにご注意ください(佐川急便)
https://www2.sagawa-exp.co.jp/whatsnew/detail/721/
・当社の名前を装った迷惑メール及び架空Webサイトにご注意ください。(郵便局)
https://www.post.japanpost.jp/notification/notice/2019/1031_01.html
・ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」および「なりすましサイト」にご注意ください(ヤマト運輸)
物語編 [3分55秒] 解説編 [3分31秒]
同級生がネット犯罪者になったらしい。ネットからその情報を得た2人が心配しているところに、話題の当人が登場する。全く身に覚えがない彼はとまどう。どうやら他人の仕業らしい。彼の疑いは晴れるのか。真犯人の情報はシェアすべきなのか。
・ネットの時代におけるデマやフェイクニュース等の不確かな情報(総務省)
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/fakenews/
・「万引犯の疑い」顔公開は何がマズかったか ~私刑や実力行使は法で認められていない(東洋経済)
https://toyokeizai.net/articles/-/159410?page=2
・ちょっと待って!ネットでの「晒しあげ」(Regalus)
物語編 [2分48秒] 解説編 [6分4秒]
2人の学生が雑談をしていると、大学の合宿のためにみんなでスマホに入れた位置情報を共有するアプリを見て、別の友達が2人を追いかけてきた。居場所が他人に知られてしまうのはやっぱり不都合だ!「どこに」「だれと」いるのかというプライバシーの問題と「位置情報共有アプリ」やウイルス対策の「接触確認アプリ」の関係について、技術的なしくみも交えて考えてみよう。
学生にとって身近な状況を発端として「プライバシー」の概念について確認させる。それを踏まえ、スマホのアプリ等として提供される各種のサービスとプライバシーの関係(プライバシー漏洩・侵害のリスク)について、位置状況共有アプリを例とした説明を通じ理解させる。さらに、「社会的な問題に対する情報技術の応用」と「プライバシー」の関係性について、接触確認アプリの実現方法とその方法が国により異なるという事実を通じて理解させる。
【接触確認アプリ】
・新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
(特に「接触確認アプリの概要」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html#h2_free3)
・接触確認アプリに関する仕様書等の公表
資料2:「接触確認アプリ及び関連システム仕様書」に対するプライバシー及びセキュリティ上の評価及びシステム運用留意事項(政府CIOポータル、2020年5月26日)
https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/techteam_20200526_02.pdf
・「接触確認アプリ」の課題 プライバシーは守られるが、利用促進にハードルあり
(Itmedia Mobile 2020年6月19日)
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2006/19/news148.html
・「接触確認アプリ」で議論 プライバシーや有効性、法的側面は?
~個人の自由の尊重か、パターナリズムか(Internet Watch 2020年6月16日)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1259046.html
・第3節 新型コロナウイルス感染症が社会にもたらす影響
(3)データの取扱いに関する課題 ア パーソナルデータ(総務省情報通信白書令和2年版 第1部 第2章)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd123330.html
・新型コロナウイルスと監視 人権への脅威 (アムネスティ・インターナショナル、2020年4月16日)
https://www.amnesty.or.jp/news/2020/0416_8720.html
【位置情報共有アプリ】
GNSSとは(国土地理院)
https://www.gsi.go.jp/denshi/denshi_aboutGNSS.html
・GPSで社員の位置情報を取得することは違法なプライバシー侵害か(企業の労働問題解決ナビ)
https://roudou-kigyou.com/gps-privacy/
・家庭内暴力の背後にはびこるスマートホーム技術などの悪用--対抗手段はあるのか(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35121944/
【プライバシー】
「プライバシー情報の取扱い」(総務省 安心してインターネットを使うために 国民のための情報セキュリティサイト 「一般利用者の対策」「基本的な対策」)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security01/10.html
プライバシー権のまとめ|判例の基準|定義の発展
(弁護士法人みずほ中央法律事務所・司法書士法人みずほ中央事務所)
https://www.mc-law.jp/kigyohomu/16077/
プライバシー権とは(虎ノ門法律特許事務所)
https://www.chosakukenhou.jp/50personal/5030privacy/5030privacy01.html
※いずれも2021年11月25日閲覧
物語編 [2分22秒] 解説編 [5分11秒]
学生2人がネットショッピングをした時の経験を話し合う。あるサイトで検索した商品についての広告が別のサイトで表示され、疑問を持つ。2人はその際に「Cookieの使用を同意」したことに気付く。
あまり考えずに全て同意している学生と、一部のサイトについてのみ同意している2人が、これで大丈夫かどうか考えはじめる。
特にEUにおけるGDPR(一般データ保護規則)の施行以降、Webサイトを利用していて「Accept Cookie」と表示されるようになった。そのような実例を提示することにより、Cookie、プロファイリングがどのようなものであるか関心を持てる形で導入する。
・「1st party Cookieと3rd party Cookieの違い」 今さら聞けない!基本の『キ』
https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2018/11/12437.html
※2021年11月25日閲覧