ボランティア活動で3人の学生が子供食堂のWebページを作成している。赤と緑で色分けしても色弱の人にとって区別がつきにくいことは認識しているが、全盲の人のためにクリックするボタンにも読み上げソフトを付けるべきことを知る。このほかにも、ディスレクシアの人には何が見にくいのだろうか。
学生3人が雑談をしている。先生から出された課題が難しく、学生の1人が直接先生にメールで質問をしたところ先生から追加説明を受け取ったことを他の学生に話す。そのわかりやすい追加説明を見た学生は、クラスのSNSグループでその説明を共有しようと持ちかけるが...。授業に関する質問への返事だけであれば、先生からのメールでの説明内容をクラスのSNSグループにそのままアップして問題ないのか。もし問題だとすると、どのような点が問題なのか。
学生3人は、アルバイトを探そうと、アルバイト情報のサイトを見た。3人とも同じ条件で検索しているのに、検索結果に違いが現れた。その違いはなんだろう?と調べてみたが、AI(人工知能)が判断して、差別的な扱いをしているということしかわからなかった。その後、ある学生が自宅でAIチャットボットを使っていたところ、AIチャットボットが不穏な発言。AIは万能なはずなのに、なぜ、こんな発言をするのだろう?
授業の中で、先生からオンライングループディスカッションが課された。グループ分けされた学生4人でディスカッションを進めることになったが、何から始めればよいかわからない。先生の資料のおかげでディスカッションの準備は順調に進むけど...。オンライン学習環境ならではの良い点もあるけど、学生同士でお互いに配慮すべき点もありますよね。
実家からの荷物が届く予定の学生。 ずっと在宅していたはずなのに不在通知のSMSが届く。一方、オンラインでの買い物を終えたばかりの別の学生には、そのショッピングサイトのアカウント停止を騙るメールが届いた。 本物のメッセージと思い込んでしまった学生が、それに対応しようとメッセージ中にあったリンクを辿ってしまい、詐欺行為に巻き込まれてしまう。
同級生がネット犯罪者になったらしい。ネットからその情報を得た2人が心配しているところに、話題の当人が登場する。全く身に覚えがない彼はとまどう。どうやら他人の仕業らしい。彼の疑いは晴れるのか。真犯人の情報はシェアすべきなのか。
2人の学生が雑談をしていると、大学の合宿のためにみんなでスマホに入れた位置情報を共有するアプリを見て、別の友達が2人を追いかけてきた。居場所が他人に知られてしまうのはやっぱり不都合だ!「どこに」「だれと」いるのかというプライバシーの問題と「位置情報共有アプリ」やウイルス対策の「接触確認アプリ」の関係について、技術的なしくみも交えて考えてみよう。
学生2人がネットショッピングをした時の経験を話し合う。あるサイトで検索した商品についての広告が別のサイトで表示され、疑問を持つ。2人はその際に「Cookieの使用を同意」したことに気付く。あまり考えずに全て同意している学生と、一部のサイトについてのみ同意している2人が、これで大丈夫かどうか考えはじめる。