薫と茉奈は、パスワードについて使う文字種類を増やすほうがよいか、それとも文字列を長くするほうがよいか話し合っている。総当たり攻撃に対してはどちらがおすすめだろうか?また、パスワードを使いまわさないように、サイトごとにパスワード文字列を変えているが、それらのパスワードはどうやって管理すればよい?
授業で用いるプログラミング学習のサイトにログインできない薫。どうやら最近スマートフォンを変えたときに電話番号も変更したためらしい。ログインするのはパスワードで十分なはずなのに、スマートフォンまで必要なのはなぜ。
話題のカフェでくつろぐ3人。翔平がSNSに感想を投稿しようとしているが、その文章を見せてもらった薫と茉菜は困惑する。翔平は、自分にとっては、ほめ言葉であると気にしていない。 はたして翔平の書いたほめ言葉は、誤解されずに伝わるのか?読み手に役立つ情報ならば、自由に書いてよいのか?ネットの自由とはどういうものだろうか?
世間でバズっているというダンス動画が翔平、茉奈、薫の話題にあがる。翔平はダンスを練習し、SNSにアップする。この動画が大きな反響を得たことを知り、茉奈と薫は翔平に「話題のダンス」を教えてとせがむ。そこで流れたダンス音楽は...
茉菜が始めたアルバイトについて、薫と翔平が話を聞いている。著名人のYouTubeで勉強している中で出たSNS広告がきっかけとのこと。よくよく話を聞いていくと、教材費と称する費用の支払いが求められるし、経費も取られるらしい。もしや、これは詐欺ではないか。
学内の様子を、SNSに書き込んだり動画生中継をして、多くの人の賞賛を求めたい翔平。そんなある日、大学の学務システムの掲示板に「学内を無断で生中継しているものは、やめるように」という警告文が現れた。翔平は、自分が犯したことの重大さに気が付き悩む。そんな状況のとき、薫のスマホに、「リアルな日常を撮影して公開せよ」というアプリからの通知が届き、薫は対応してしまった。
対話型AI「おかん」に夢中の翔平。課題でも人生相談でも、何でもAI「おかん」に頼ってしまう。そんな毎日の中、AIの誤りが話題となる。さらに、AI「おかん」とのやり取りで、「プライバシーなどを入れないように、入力データには気を付けて」という回答が…。既にみんなのプライバシーの情報を入れてしまっていた翔平はどうする?
3人は、茉奈の書いた小説のコンクール入賞と作品の演劇化を祝ったところだ。翔平は既に演劇を観ていて、茉奈は翌日観に行くという。翌日、演劇を観てきた茉奈が暗い表情で翔平の前にあらわれ、「ストーリーが勝手に変わってたの」と小説の改変をなげく。茉奈は、翔平がその話を事前に知っていながら黙っていたことを知り、問い詰める。